ここ数年のスニーカーブームは異常で、ブランドの発売ペースも加速している状況です。
果たしてこのブームがどの辺で収束するのか考察してみましょう。
目次
流行は20年周期で繰り返す?
前回のスニーカーブームはやはり20年前でした。
NBAのスーパースター、マイケル・ジョーダンのシグネチャーモデル『Air Jordan(エア・ジョーダン)』が発売されたのは1984年でしたが。その人気に火が付いたのは90年代に入ってから。
そしてNikeのエアマックスも再流行が始まったのは、2014,15年頃だったかと思います。
そう考えると本当に約20年の周期で流行しています。
初代『Air Max 1OG』は1987年
『Air MAX 90 OG』1990年
『Nike Air Max 95』は1995年
Air Jordan 1
それでは今後のスニーカーブームはどうなっていくのだろう?
僕も何か分かっている訳ではないですが、ちょっと考えてみました。
プロダクトライフサイクル理論
プロダクトにはこのように「Sカーブ」と呼ばれる「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退」の4つのフェーズが訪れるようです。
導入期は仕込みの時期、成長期はそれが花開き大きく伸びる時期、成熟期には製品やサービスが行き渡り安定が訪れ、やがて衰退が訪れます。
これで考えるとスニーカーブームはどの辺でしょう?
僕は『成熟期』の1か2年目にあると感じています。ということはこの後1、2年で衰退期に入っていくことになりますね。(ほんとか?)
スニーカー市場の具体的な数値は引っ張ってこれませんでしたが、感覚的にブームが少し落ち着いてきているように感じます。
次の流行を考える前に、今から20年前の2000年あたりの流行を振り返ってみたいと思います。
裏原ブーム
成長期から成熟期で考えると1996年くらいから2001年頃だったのかなと思います。一番盛り上がっていたのは2000年の数年前だったかもしれません。
当時NIGO率いるBAPEやUNDERCOVER、GOOD ENOUGH、BOUNTYHUNTER、ナンバーナイン、ネイバーフッドなど。
supremeもこの辺から人気がありましたね。
そして裏原ブームといえば行列、偽物、転売、多くの人が発売日に並びレアアイテムを買おうと必死でした。
というかこれまさに今と同じですね。藤原ヒロシさんといい、当時の裏原ブームと同じ現象が現在起きています。
音楽ではHi-STANDARD、通称ハイスタなどのバンドブームでありパンクブームでした。ハイスタは2000年に活動休止。
2000年はどんな時代?
ファッションではユニクロブームが世の中を席巻、ここからファストファッションの時代に入っていきました。そして音楽では宇多田ヒカル、椎名林檎、Dragon Ashが人気を集めました。
スニーカーではNike エアプレスト、フォース1、adidasフォーラム、トップテン、グラビス、この辺が流行しましたね。
当時スニーカーショップでアルバイトしていましたが、エアフォース1の真っ白が入荷すればすぐ売れるという時期があったのを記憶しています。
それでは次の流行はどうなっていくのでしょうか?
最初に流行は20年の周期で訪れると書きましたが、今から20年前の2000年代を考えるとあまり魅力的なものがなく予測が難しいなと思います。
最近Nikeが出しているテクノロジースニーカーが流行するのでしょうか?
アウトドア系スポーツ系は流行ってきているのでもっと伸びそうです。
アウトドア系のスニーカーももう少し流行りそうですね。
まとめ
流行は20年周期で訪れるというのがこれまででしたが、今後も果たしてそうなのか?
ここからの流行サイクルはとても難しそうだと感じています。
ファッションで流行が予測されるのは、
・アウトドアmix
・アウトドアスニーカー
・テクノロジー系スニーカー
・カスタマイズスニーカー
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— hypebeast france (@hypebeast_fr) 2019年5月20日
この辺じゃないかと予想しています。
皆さんも予測してみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。